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2年次
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この年の課題は、
『メンデルスゾーンの無言歌集から、1曲ないし2曲選択。』 または、
『バルトークのミクロコスモス4・5・6巻の中から2曲選択。』 というものでした。
■メンデルスゾーンの無言歌集■
作品19(全6曲)、作品30(全6曲)、作品38(全6曲)、作品53(全6曲)、
作品62(全6曲)、作品67(全6曲)、作品85(全6曲)、作品102(全6曲)。
全部で48曲から成ります。
全音出版から出ている本ですと、全ての曲にタイトルがつけられています。
曲の選曲について、師事している先生に相談したところ、「あなたは歌わせる練習をした方がいいから、
メンデルスゾーンにしなさい。」という助言をいただき、こちらから弾く曲を選曲しました。どの曲にしましょうか、とお聞きしたところ、
「一通りざっと弾いてごらんなさい。」といわれ、1ページ位ずつでしたでしょうか、弾いてみました。
そうして選んだのが、『失われた幸福』と、『デュエット』です。
それにしても、当時私はロマン派の曲があまり上手ではありませんでした。ロマン派の小品をあまり弾いて
こなかった為でしょうか。中学時代はベートーヴェンのソナタ一色だったような・・・(その当時の先生の趣味でしょうか?)
だからこそ、先生はこれをやりなさいとおっしゃられたのしょう。
メンデルスゾーンの無言歌集といえば、十代中頃からレッスンに採り入れると良いらしいです。
また、この曲集はメロディーと伴奏がはっきり分かれているのが大きな特徴です。
(それゆえに、無言歌=言葉のない歌と呼ばれている。)その中でも『春の歌』は、バイオリン等の楽器で演奏されることも
多いようです。
■バルトークのミクロコスモス■
全部で153曲あり、1巻から6巻まであります。
その内、1巻から4巻までは教材としての色合いがやや強いです。5・6巻は曲集です。
「調性」・・・はっきり指定できる曲もあれば、曖昧な曲もあります。複調(同時に2つの調性が進行すること)
や調性が一定しない曲もあります。
「様式」・・・T.ピアノ演奏のテクニックに関する曲 (例:1番・・・6つのユニゾンの旋律)
U.音楽の構造に関する曲 (例:7番・・・付点音符)
V.性格的小品 (例:24番・・・パストラーレ)
W.民族的小品 (例:15番・・・村の歌)
バルトークのミクロコスモスは近年、教育の現場で広く使われるようになってきています。
私自身、試演会では弾く機会がなかったものの、卒業してから1巻から4巻を中心に一通り弾いてみました。
やはり、現代音楽の入り口として優れていることに気付かされました。それと同時に、この教材は現代音楽に限らず
バロック時代をはじめ、他の時代の音楽にさえ、あい通じるものがあるのです。
試演会では、メンデルスゾーンとバルトークの比率は半々と言うところだったでしょうか。やや、バルトークが多かった
ような気もしますが。この時初めてまともに、バルトークの音楽を聴きました。
2年間を通しての感想は、色々な発見のある試演会の意義は大きいと言うことです。
演奏した曲・・・メンデルスゾーンの『無言歌集』より、
14番 作品38の2 ハ短調 (失われた幸福)
18番 作品38の6 変イ長調 (デュエット)

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