ある日の一言談
         
1.いいこと
「今日、何かいいことあった?」
「うん。あったー。」
「どんなこと?」
「友達と一緒にご飯を食べた。それから友達とブランコで遊んだ。」
(”いいこと”とは案外素朴な物なのかもしれません。)

2.上と同じ質問を違う子にもしてみる
「今日、何かいいことあった?」
「・・・あったと言えばあったと言えるし、なかったと言えばなかったと言える。」
(当時小1でなかなかにシブイお答えでした。)
3.『キツツキ』という曲について
「キツツキという鳥を知っている?」
「(ずっと黙っている。分からないのかな、と思ったら)
・・・うのちゃんの車、つついているヤツ」
(確かにそういうCMがあります。)
4.ある時突然
「うちのお父さん、宇宙人なんだよ!」
「・・・そうなんだ?」
(そうなんですか?)
5.自然の中での心得
「自然の中に残してきていいのは、ゴミじゃなくて足跡だけなんだって。」
(名言です。)
6.難しい質問
「先生、伴奏とは一体なんでしょう。」
(うーん、うーん。一言では言い尽くせない。とにかく、ソロの邪魔をしない。とびださない。勝手に盛り上がらない、下がらない。相手の呼吸を良く読む。合わせるタイミングポイントをはずさない。自分のペースで弾かない。歌詞があれば言葉に従う。エトセトラ、etc.・・・禅問答のようです。)
7.学生時代、言われた言葉 其の1
「下手は下手なりに魅力的な演奏というものがあるだろう。考えなさい!」
(これは本当に、色々な先生が学生に向けておっしゃった言葉です。)
8.学生時代、言われた言葉 其の2
「貴女の弾き方では、燃えかすが残りそうだわ。」
(歌曲伴奏法でのこと。私の弾き方が盛り上がりに欠けたので、こうおっしゃられた(笑)。詳しくは音大生な日々で。)
9.生徒の部屋の話題を書く
「今週は、何か書けることある?それともなかったかな?」
「ないってことはないはず。だって、生きてないって事になるからね。」
(前向き思考でうらやましいかぎりです。)













素材:ポカポカ色